――O mundo que a bruxa do otimista criou.
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ロヴィーナ
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女性
職業:
睡眠学生
趣味:
空想
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今までの持論は『男は30から』でした。
昨日をもって撤回します。『男は50から』。
こんばんは。
嫁入り時に父親と大揉めすることが懸念されるロヴィーナです。
母親から受け継いだ年上趣味、どうにかならないものでしょうか。
一昨日の演劇でたくさん絡んだ、素敵な美術の先生にきゅんきゅんしております。
白髪交じりで眼鏡の似合う、いかにも芸術家肌でそれでいて優しいおじさま。
ああああっ、ストライク!ストライク!150km/hのど真ん中ストライク!
…………失礼致しました。
いえね、あんまりにも素敵だったもので。
あんまりにも素敵だったものですから、今更こちらに書きたいと思います。
生存確認がてらw
一昨日、高校の演劇部にOGとして出演させていただいたのです。
あ、私は演劇部ではなかったのですが、友人2人が演劇部だったものですから。
まあ、最終的に、演劇部はその2人しかいなかったんですけれども(ノ∀`)
現在(彼女たちの時代もでしたが)、演劇部は部員不足に悩んでおります。
ちなみに、勧誘公演の話が出た時点で部員はゼロ。公演できません。
しかし、演劇部の顧問は美術部の顧問でもあり、美術部は生物部と結構仲良し。
先生方のネットワークを駆使して、どうにかキャスト15名(うち教師4名)と、スタッフ4名(うち教師1名・教育実習生1名)を確保。
こうして、1人も演劇部員がいないという異常な状態での勧誘公演がスタートしたのです。
そんな中、私が戴いた役は内閣調査室室長。
美術の先生は内閣調査室調査官なので、私は先生の上司に当たります。
本当なら、世界を堕落の病で包もうとする敵側のボス3姉妹になるはずだったのですが、調査室長をやるはずだった先生が『今の私には台詞が多すぎるわ』と降板したため、急遽私がやることになったのです。
美術の先生には、在学中、演劇部のお手伝いをさせてもらったり、入試の相談に乗ってもらったり、いっぱいお世話になっておりました。
それゆえ、先生の上司だなんて、演劇内でも畏れ多い!
『先生、私先生の上司なんて畏れ多いです!』 vs 『俺が上司じゃ絵にならないんだよ、ドクター』
……ええ、わかりました。
先生のためでしたら、このドクター、一肌でも二肌でも脱ぎましょう!
しかし、私は忘れていたのです。
面白演出のスペシャリスト、美術の先生のかつての教え子にして現役劇団員、演劇部の奇才コーチこと上様を。
こんなシーンがありました。
(あるとき日本では、罹患すると堕落してしまうという病気の存在が疑われていた。内閣調査室はその病気の手がかりを掴もうと、あらゆる知識人を集めようとする)
調査室長:何でもいいからかき集めろ。
調査官:溺れる者は藁をも…ですか。
調査室長:何だと、てめえ!
調査官:…。
調査室長:おいお前、怖くねえのか。こっちゃな、いつでも、あーこんな切ねえ仕事さっさとやめて、退職金でぱーっと、こう、ぱーっと…
調査官:いきたいっすねえ。
調査室長:って、それがこの病気なんだよ。
男言葉ですが、それはこの台本が数年前に演劇部で上演したものだからで、それをそのまま使っているため。
これはちゃんと女言葉になります。
前の公演では、『何だと、てめえ!』で調査官の襟首を掴んでいました。
そこで私も同じようにやると、上様は『折角ドクターがやるなら、もっと面白くしようぜ』と。
『ドクター、革手袋持ってる?じゃあそれ嵌めて。
で、ネクタイ外して両手でぴんと張って、後ろから首絞めて。
タイミング見計らって突き飛ばして……ほら先生四つん這い!
よし、そしたら端持って輪にして、背中踏んで。先生、わんわんって。
そうそう、おっけーおっけー』
おっけーおっけー★
……。
ちょっと待てえええええええええええええ!!!!!
『いや、あの、ちょっ、ちょっ…』
『これさ、ほら、美術部の1年も来るっていうし…俺、今後どういう風に接していいかわからなくなるよ、これは…』
普段は演出に納得して面白く演れるように頑張る、私と先生。
しかし、この演出は流石に、まずい。
抵抗の末、こんな感じに。
調査官:溺れる者は藁をも…ですか。
調査室長:なぁんですってぇ?(調査官の顎を指で押し上げる)
調査官:…。(表記に困る、なんともアレな声)
調査室長:あなたは怖くないの?私はね、こぉんな切ない仕事さっさとやめて、退職金であーんなことやそーんなことをね、ぱーっと、ぱーっと…
調査官:いきたいっすねえ!
調査室長:…って、それがこの病気なのよ!(平手打ち、吹っ飛ぶ調査官)
……。
……そういう快感に目覚めそうで怖い。
ていうか、かなり目覚めました(ノ∀`)
どこかに先生似で独身なおじさま落ちてないかなー。
こんな話ばっかりしてると、ひどい劇だと思われてしまいますね( ´ー`)y―┛~~
実際には、笑える場面と泣かせる場面のメリハリがある、とっても素敵な劇なのです。
特に、両親のいない主人公が、自分のことを忘れてしまった祖父に対して必死に呼び掛けるシーンなんかは、私、舞台袖で泣きそうでした。
主人公を演っていた女の子が、これまたとっても上手でねえ……中学時代に劇に触れたことがあるらしいのですが、それにしても凄かったです。感動。
あと、おじいちゃんを演った子は私の部活の後輩(そして彼女は美術部でもある)なのですが、やたらめったらのんびりしたおじいちゃんで素敵でした。ボケ老人これにきわまれり。
しかし、何といっても、劇中主人公たちの担任である"先生"と、主人公の友人の絡みは最強です。
一見実に常識人な"先生"のぶっ飛び方、友人の異様なテンション、いっそ芸術品です。
最初こそそれはもう収拾がつかないレベルの混沌だったのですが、最後にはとっても素敵なハーモニーが完成しておりました。
他にも、普段紳士な先生が羽根をばっさばっさしたりとか、可愛い女の子がコロ助の声で喋ったりとか、機動隊隊長の声が部員並にとっても響いたりとか、敵側の女王のアドリブが大受けしたりとか、もう訳が解らない感じで大成功!
台本は美術の先生が書かれてるのですが、先生の台本はいつも、何度も読んでいる役者にさえ難解。
ゆえに、劇の成否判断基準は、いかに『そこが面白かったか』。だからこその、『訳が解らない感じ』でも『大成功』です!w
その後はささやかな打ち上げを。
打ち上げの詳細は(色々な方の身に色々なものが降り注ぎそうなので)省きます(ノ∀`)
しかし、打ち上げも本当に楽しかったですよ。
ええ、うん、うふふw
ちなみに、この公演で新入部員を1人(照明をやってくれた女の子)ゲットです!
サンプラーをやってくれた男の子も、かなり心が動いていたようです……先生、早いところもう一押しっ!w
こんな機会があれば、またお手伝いさせていただきたいものです。
今度は照明でもよいのですけれどもねw
>>以下、私の携帯電話の番号・アドレスをご存知の方への私信
今日1日、携帯止まってました。
連絡を下さった方で、重要な用事があった方は、今からでも送り直していただけると幸いです。
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そして、有り難う御座いました。
結局部員は、1年女子(照明の子)と2年男子(先生役/ヒカル役)の計3人がげっと出来ました!(笑)
また秋ぐらいに、やれたら一緒にやれるといいなとか思っとります。
あ、つか…先ずは普通に遊ぼうよ!
以上、部員のご報告でした。ちゃん。